W杯2026 ゴール取り消しは本当に正しかったの?——アルゼンチンが0-2から13分で逆転できた全記録

W杯2026 ゴール取り消しは本当に正しかったの?——アルゼンチンが0-2から13分で逆転できた全記録

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この記事のポイント

  • W杯2026 アルゼンチン3-2エジプトで起きたゴール取り消しの論争——VARの判定は本当に正しかったの? 0-2から13分で3得点の逆転劇と、メッシのPK失敗から同点ゴールまでをひもとく

2026年7月7日の夜、W杯のスタジアムが一瞬、凍りついた。

エジプトの選手がゴールを決めた。でも直後に審判が映像確認のサインを出した。数分後、ゴールは取り消しになった。SNSに「アルゼンチン寄りじゃないか」という声があふれた。そして、そこから13分でアルゼンチンが3点を入れた。

この試合で何が起きたのか、一緒に見ていこう。

  • エジプトは前半15分に先制し、後半67分まで2-0でリードしていた
  • VARが取り消したゴールは「試合をほぼ決定づけるはずだった追加点」だった
  • メッシはこの試合でPKを外したが、同点ゴールと1アシストで逆転を導いた
  • アルゼンチンは0-2の状況から79分・83分・90+2分と3点連続で逆転した
  • 最終スコアはアルゼンチン3-2エジプト、ベスト8進出

試合の流れ、3分でおさらいできます

「アルゼンチンが楽に勝つだろう」と思っていた人は多かったはずだ。アルゼンチンは前回のW杯王者で、今大会も優勝候補の筆頭とされていたからです。でも、そうはならなかった。

前半15分、エジプトのDF・ヤセル・イブラヒムがコーナーキックのクロスにヘディングで合わせて先制した。練習を積み重ねた形が決まった瞬間でした。

すぐにアルゼンチンがPKを得た。キッカーはもちろんメッシ。でもエジプトGKのモスタファ・ショベイルが右に飛んでセーブした。これがメッシにとって今大会2本目のPK失敗でした。

後半に入っても流れはエジプトだった。67分、MFのモスタファ・ジコが追加点を決め、2-0になりました。エジプトサポーターが沸き上がった。

そして問題の場面が訪れます。

後半、エジプトがさらに追加点を決めた瞬間、審判がVARレビューのサインを出した。数分後、ゴールは取り消しになりました。SNSが一気に動き始めた。

79分にクリスティアン・ロメロが1点を返した。83分にメッシが左足ボレーで同点ゴールを叩き込んだ。90分を過ぎ、エンソ・フェルナンデスが決勝点を決めた。最終スコアは3-2。アルゼンチンが13分間で3点を取り、逆転でベスト8に進みました。

VARがゴールを消した——何が起きたの?

試合を通じて最も議論になったのが、このゴール取り消しでした。

VARって、どんな仕組みなの?

VAR(ヴィデオ・アシスタント・レフェリー)は複数台のカメラ映像を使って審判の判定を助ける仕組みのことです。2026年のW杯では全試合で使われています。ゴールの判定・ペナルティ・退場など、大きな場面で映像を確認できます。

今回の取り消しで問題になったのは、ゴールが生まれる前のプレーでした。エジプトのMF・マルワン・アッティアがアルゼンチンDF・リサンドロ・マルティネスのシャツを掴んだ。さらに足を踏んだとVARが判定した。このファウルがゴールの組み立ての中で起きていた。そのため、ゴールが取り消されました。

「アルゼンチン寄り」と言われた理由

SNSでは「アルゼンチン寄りの判定だ」という批判が多く出ました。理由は大きく2つです。

1つ目は、ファウルの微妙さです。シャツをわずかに掴んで足を踏むというプレーは、サッカーの試合中によく起きます。「これでゴールを取り消すのか」という疑問が広がりました。

2つ目は、場面のタイミングです。もしこのゴールが認められていればスコアは3-0でした。試合をほぼ決定づける1点だっただけに、「その場面だけVARが厳しく見たのでは」という声が出ました。

ただ、VARはルールに基づいて判定します。「意図的かどうか」ではなく、「ファウルがあったかどうか」が基準です。ルール上は正当とも解釈できるため、今でも見方が分かれています。

メッシのPK失敗と、その後の13分間

前半19分にPKを外したメッシへのプレッシャーは相当なものだったはずです。今大会では別の試合でも1本PKを失敗していました。

W杯で2回PK失敗は史上初だったの?

複数の一次メディアの報道によると、同一W杯大会で同じ選手が2本のPKを失敗したのはメッシが史上初です。ペレもロナウドも、同一大会で2本外したことはありませんでした。

でも79分以降、試合が一変します。

まず79分、DFのクリスティアン・ロメロが2-1にした。83分、メッシが強烈な左足ボレーシュートを叩き込んで2-2に追いつきました。これが今大会8得点目で、大会得点ランキングのトップです。そして90+2分、エンソ・フェルナンデスがカウンターからのクロスにヘディングで合わせて3-2の決勝点を決めた。

PKを外したメッシが1ゴール1アシストで逆転を導きました。試合の流れを作った、一番大きな個人の貢献でした。

次節への橋渡し——では、そもそもなぜエジプトはここまで試合を支配できたのでしょうか。

なぜエジプトが0-2まで試合を支配できたの?

エジプトのFIFAランキングは35位前後です。対するアルゼンチンは世界1位。数字だけ見れば大差がつきそうな対戦でした。

でもエジプトは「整った守備」と「セットプレー」という2つの武器を使い切りました。GKのショベイルはメッシのPKを含め、試合を通じて3本以上のビッグセーブを記録しています。先制点もセットプレーから生まれた、徹底的に準備した形でした。

部活の試合で言えば、強豪校に勝つために「自分たちの型」に持ち込んで戦い続けた、そんな場面に近いです。得意なことを繰り返し、相手の強みを封じる準備をしてきた。

アルゼンチンがメッシ中心に攻撃を組み立てても、エジプトの守備陣がそれを何度もブロックしました。0-2で迎えた後半の終盤まで、エジプトはリードを守り続けていました。

よくある疑問に答えるQ&A

Q. VARは絶対に正しいの?

VARは映像で確認できることには強いです。ボールがラインを越えたかどうかなど技術的な判定では精度が高いです。でも「どの程度の接触をファウルとみなすか」という部分は、依然として審判の判断が入ります。今回のような微妙な接触を含む場面では、見方によって判断が変わるため、議論が続いています。

Q. メッシはなんで今大会8得点になってるの?

これはW杯2026での累計得点です。グループリーグから継続してゴールを決めてきており、この試合の83分に決めた1点が今大会8得点目になりました。現在、大会得点ランキングのトップに立っています。

Q. 0-2からの逆転って、W杯でよくあること?

W杯の決勝トーナメントで0-2から逆転した例はとても少ないです。過去の大会でも数えるほどしかなく、今回のアルゼンチンの逆転は劇的な記録として残ることになりそうです。

Q. なんでエジプトはW杯に出られてるの?

エジプトはアフリカ予選を勝ち抜いて出場しています。アフリカのサッカーレベルは年々上がっていて、今大会のエジプトのような善戦は「番狂わせ」というより「実力通り」という評価もあります。

Q. メッシって今いくつなの?

2026年7月時点でメッシは38歳です。サッカー選手のピークは一般的に20代後半から30代前半ですが、メッシは体の使い方とポジショニングで年齢の影響を最小限にしています。今大会での8得点がその証明です。

Q. W杯で2本PKを外した前例はあるの?

今大会のメッシは同一W杯で2本のPKを外しており、複数の一次メディアがW杯史上初の記録と報じています。前半19分にGKショベイルに止められたのと、別の試合での1本を合わせて計2本です。

ゴール取り消しが変えた、試合の空気

ゴール取り消しそのものの正しさについては、今でも見方が分かれています。ルール上は正当とも言える。でもエジプト側から見れば、あの瞬間が試合を変えたと感じるのは自然なことです。

1つ確かなことがあります。ゴールが取り消された直後、アルゼンチンの選手たちの動きが変わりました。「まだ2-0だ。でもいける」という空気が生まれた。そして実際に、そこから3点を入れました。

VARが正しかったかどうかという問いに、明確な答えは出ないかもしれない。でも、あの瞬間に動き始めた選手たちの行動は本物でした。アルゼンチンは今日も生き残り、W杯2026の準々決勝へ向かいます。

なぜ流行っているのか?

今回のトレンドのきっかけは3つあります。1つ目は、W杯の決勝トーナメントでエジプトがアルゼンチンを長時間2-0でリードしたという「番狂わせ」感です。FIFAランク35位のエジプトが世界1位のアルゼンチンを追い詰めた展開は、W杯特有のドラマとして注目を集めました。2つ目は、VARによるゴール取り消しへの批判です。「アルゼンチン寄り」というキーワードがSNSでトレンド入りしたのは、判定の微妙さへの疑問が広がったことを示しています。3つ目は、メッシがW杯で2本連続してPKを外したという史上初の出来事です。PK失敗→同点ゴールというドラマチックな展開が一夜でXのトレンド上位を占拠しました。

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この記事の根拠

一次ソース 1件エビデンス 2件参考資料 2件

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試合スコアはアルゼンチン3-2エジプト(最終)。エジプトの得点はヤセル・イブラヒム(15分)とモスタファ・ジコ(67分)。アルゼンチンの得点はクリスティアン・ロメロ(79分)、リオネル・メッシ(83分)、エンソ・フェルナンデス(90+2分)。VARによるゴール取り消しは後半に発生し、エジプトのMFマルワン・アッティアによるアルゼンチンDFリサンドロ・マルティネスへのファウル(シャツ掴み+足踏み)が認定されたもの。メッシが今大会2度目のPK失敗はW杯史上初の記録と複数の一次メディアが確認。メッシの83分ゴールは今大会8得点目で大会得点ランキングトップ。試合開催日は現地時間2026年7月7日(日本時間7月8日)。

出典・参考リンク