バルセロナはなぜ開幕9連勝できた?9試合39得点の攻撃力と58年前のレアル・マドリード記録に並んだ理由

バルセロナはなぜ開幕9連勝できた?9試合39得点の攻撃力と58年前のレアル・マドリード記録に並んだ理由

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この記事のポイント

  • バルセロナがベティスに5-2で勝ち、ラ・リーガ開幕9連勝で1968-69年レアル・マドリードの記録に並んだ
  • なぜ達成できたのか、9試合39得点の得点力と層の厚さ、単独記録が懸かる次のクラシコの意味を整理する

2026年10月17日、バルセロナは敵地でベティスに5-2で勝った。ラ・リーガ開幕から9戦全勝で、勝ち点は27に達した。1968-69年のレアル・マドリードが持つリーグ記録に並んだことが話題になっている。

58年前の記録に、なぜ今のバルセロナは並べたのか。答えは9試合の数字にはっきり出ている。

  • バルセロナはラ・リーガ開幕9連勝で、リーグ歴代最多記録に並んだ
  • 9試合の総得点は39で、1試合平均は4点を超える
  • 9試合すべてを2点差以上で勝ち、4試合で無失点だった
  • ベティス戦は5人が得点し、ヤマルは今季リーグ8点目を決めた
  • 9試合で9失点しており、守備の課題も選手自身が認めている

58年ぶりに並んだ開幕9連勝

開幕9連勝は、ラ・リーガで最も長い開幕からの連勝記録だ。これまでは1968-69年のレアル・マドリードだけが持っていた。サッカーキングやAFP通信が、この記録に並んだと伝えている。

当時のマドリードは、ミゲル・ムニョス監督が率いていた。フットボールチャンネルによると、主力のアマンシオは開幕9試合で10得点を挙げた。連勝はポンテベドラとの0-0の引き分けで止まった。それでもこの季にリーグを制している。

バルセロナにとっても、これはクラブの新記録になる。それまでの最長は、2013-14年のマルティーノ監督時代の開幕8連勝だった。この時は9試合目のオサスナ戦が0-0で、記録が途切れた。今季は前節のヘタフェ戦でこの8連勝に並び、ベティス戦で一歩先へ進んだ。

連勝を続けること自体は、フリック監督にとって初めてではない。クラブ公式サイトによると、監督は2025年1〜3月にもリーグ戦9連勝を達成している。2026年1月にも再び9連勝を記録した。では、今季は何が違ったのか。

9試合39得点の攻撃力

最大の理由は、点を取る力の大きさだ。クラブ公式サイトの結果一覧を見ると、9試合の得点は合わせて39になる。1試合平均は約4.3点だ。

内訳はこうだ。初戦のアスレティック戦は2-0だった。続くエルチェ戦は5-0、ラージョ戦は5-2で勝った。バレンシア戦は5-0、レバンテ戦は4-2だった。ラシン・サンタンデール戦では7-2と大勝した。セビージャ戦は3-1、ヘタフェ戦は3-0だった。

9試合のうち6試合で4点以上を取った。AFP通信によると、公式戦全体では4点以上の試合が8度目になる。

もう一つ目立つのは、接戦がないことだ。9試合すべてが2点差以上の勝利だった。1点差の試合が一つもないため、終盤のミスで勝ち点を落とす場面がほとんどなかった。

失点は9試合で9点ある。ただ無失点も4試合あった。多少失点しても、それを上回る点を取る。これが今季の勝ち方の基本だといえる。では、その点は誰が取っているのか。

ヤマルだけに頼らない得点源

中心にいるのはラミン・ヤマルだ。GOALによると、ベティス戦の先制点で今季リーグ8点目、公式戦9点目となった。前半10分に決めた一撃は、GOALが「ゴラッソ」と伝えるほどの一発だった。

それでも、得点はヤマル一人に偏っていない。ベティス戦の5点は、5人の別々の選手が決めた。ヤマル、ロドリ、ガブリエウ・ジェズス、エリック・ガルシア、ダニ・オルモだ。

控えから出た選手の得点も目立つ。エリック・ガルシアは後半から入り、62分に4点目を決めた。オルモも61分から出場し、81分に5点目を加えた。

ベンチの顔ぶれも厚い。この試合ではハフィーニャがベンチから始まり、70分にヤマルと代わった。フットボールチャンネルによると、ハフィーニャは開幕から得点を重ねていた選手だ。主力を休ませても、代わりの選手が点を取れる。これが過密日程の中で勝ち続けられる土台になっている。

クラブ公式サイトによると、ベティス戦の時点で公式戦は10戦10勝だった。リーグとチャンピオンズリーグを並行して戦いながら、負けていない。

ベティス戦で見えた強さと課題

ベティス戦は、今季のバルセロナの姿をよく表していた。相手のベティスは開幕8試合で6勝1分1敗だった。クラブ公式サイトによると、これはクラブ史上最高タイの滑り出しだった。

試合は10分にヤマルが先制した。27分にCKから追いつかれたが、41分にロドリが頭で勝ち越した。51分にジェズスが3点目を決めた。53分にはベティスのベルナルが一発退場となった。ヤマルとの接触の後だった。

GOALによると、バルセロナのボール保持率は69%だった。枠内シュートは10本、成功したパスは751本にのぼった。

一方で、課題もはっきり出た。ベティスには2点を返された。AFP通信によると、ロドリは試合後に守備の甘さを認めた。「かなり多くを相手に許している。改善すべき点はそこだ」という趣旨だ。

攻撃で圧倒しながら、守備ではすきを見せる。この形が、次の大一番でどう出るかに注目が集まる。

次のクラシコで単独記録へ

バルセロナは10月20日、敵地でパリ・サンジェルマンとチャンピオンズリーグを戦う。その翌週末には、レアル・マドリードとのクラシコが控える。

このクラシコが、リーグ戦の次の試合になる。勝てば開幕10連勝となり、単独の歴代最多記録になる。引き分け以下なら、その時点で連勝は止まる。

AFP通信によると、バルセロナは首位で、2位のアトレティコとは勝ち点5差だ。記録を持つマドリード相手に、記録を塗り替えられるかが次の焦点になる。

よくある質問

Q. ラ・リーガの開幕連勝記録とは何か?

開幕から負けも引き分けもなく勝ち続けた試合数の記録である。最多は9連勝だ。1968-69年のレアル・マドリードと、2026-27年のバルセロナが並んでいる。

Q. 1968-69年のレアル・マドリードの連勝はどう止まったのか?

10試合目のポンテベドラ戦が0-0の引き分けで、連勝が止まった。それでもこの季のマドリードはリーグを制している。

Q. バルセロナのこれまでのクラブ記録は何連勝だったのか?

2013-14年のマルティーノ監督時代の開幕8連勝である。この時は9試合目のオサスナ戦が0-0で止まった。今季の9連勝でクラブ記録を更新した。

Q. ベティス戦の得点者は誰か?

ヤマル(10分)、ロドリ(41分)、ガブリエウ・ジェズス(51分)、エリック・ガルシア(62分)、オルモ(81分)の5人だ。ベティスはバレンティン・ゴメスとアブデが得点した。

Q. バルセロナの次の試合はいつか?

10月20日に、敵地でパリ・サンジェルマンとチャンピオンズリーグを戦う。リーグ戦の次の試合は、翌週末のレアル・マドリードとのクラシコである。

Q. 開幕連勝の単独記録はいつ懸かるのか?

次のリーグ戦となるクラシコに勝てば、開幕10連勝で単独の最多記録になる。引き分けか負けなら、連勝はそこで止まる。

記録を支えたのは得点力と層の厚さ

バルセロナが開幕9連勝に並べた理由は、二つの数字にまとまる。9試合39得点という得点力と、すべて2点差以上という勝ち方だ。そこに、ヤマルを軸にしつつ控えも点を取れる層の厚さが加わった。

一方で、9試合9失点という守備の甘さも残る。58年前のマドリードを超えられるかは、そのマドリードとのクラシコで決まる。攻撃力で押し切るのか、守備の課題が出るのか。この一戦が今季の強さを測る試金石になる。

なぜ流行っているのか?

「開幕9連勝」がトレンド入りしたのは、試合が日本時間の土曜深夜から日曜未明に行われ、結果と記録達成の報道が朝にかけて一斉に配信されたためだ。話題の核は三つある。一つは58年前の記録に宿敵レアル・マドリードの名があること。二つ目は、今季リーグ8得点と得点を重ねるヤマルの存在だ。三つ目は、次のリーグ戦がそのマドリードとのクラシコで、勝てば単独記録になるという物語性である。記録の「並び」で終わらず、次の一戦で「超える」かどうかという続きがあるため、試合後も関心が続きやすい構図になっている。

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この記事の根拠

一次ソース 3件エビデンス 4件参考資料 2件

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試合結果(現地10月17日、ラ・リーガ第9節、ベティス2-5バルセロナ)と第1〜8節の全スコアはFCバルセロナ公式サイトの結果一覧で確認した。得点者と得点時間はサッカーキング(Yahoo!ニュース配信)とGOALで照合し、オルモの得点時間は81分(サッカーキング、GOAL英語版)を採用した(GOAL日本語版は82分)。開幕9連勝が1968-69年レアル・マドリードに並ぶリーグ記録であることはサッカーキング、GOAL、AFP通信で確認した。クラブの過去最長が2013-14年の開幕8連勝であることはフットボールチャンネルで確認した。9試合39得点は公式結果一覧から集計し、Yahoo!ニュース(豪州)の報道と一致した。次節のPSG戦とクラシコの日程はAFP通信とサッカーキングによる。

出典・参考リンク