稲葉浩志はなぜ61歳でもトレンドに入り続けるの? 6作連続オリコン1位とソロ30周年ツアーに見る音楽の力
この記事のポイント
- B'zのボーカリスト稲葉浩志が2026年7月もトレンドに入った
- 6作連続オリコン1位を記録し、2026年9月からソロ30周年に向けたロングツアーを開催する61歳のシンガーの秘密に迫る
目次
B'zって、聞いたことある?
日本でいちばんCDが売れたロックデュオ「B'z(ビーズ)」のボーカル、稲葉浩志(いなばこうし)さんが2026年7月8日のYahoo!リアルタイムトレンドに入った。理由は、今秋から始まるソロライブツアーへの注目が高まっているから。
「なぜ61歳の歌手が今もトレンドに?」と思った人も多いはず。ここではその「なぜ」を一緒に見ていこう。
- B'zはCDシングル・アルバム累計売上が日本最多で、ギネス世界記録に認定されている
- 稲葉浩志のソロアルバムはオリコン週間チャートで6作連続1位を記録した
- 2024年発売の6thソロアルバム「只者」の初週売上は7.6万枚で、2024年度の男性ソロ最高を記録
- 2026年9月からソロデビュー30周年に向けたツアー「~enV~」が全国29会場で開催
B'zって、そもそも何者?
1988年に結成された2人組のロックデュオ。ギタリストの松本孝弘(まつもとたかひろ)さんとボーカルの稲葉浩志さんが組んでいる。
デビューから今年で38年になる。日本のアーティストの中でCDシングルとアルバムを合わせた累計売上が日本最多で、ギネス世界記録にも認定されている。
代表曲は「LOVE PHANTOM」(1995年)、「ultra soul」(2001年)、「イチブトゼンブ」(2009年)など。かんたんに言うと、「日本で一番CDが売れたバンド」がB'zだ。
そのボーカルを担う稲葉浩志さんが、B'zとは別に「ソロ活動」もしていることが、今回のトレンドにつながってくる。
B'zとは別に、ソロ活動がある
稲葉浩志さんが個人名義で音楽を出したのは1997年1月のこと。ソロ1stアルバム「マグマ」でデビューした。今年2026年で、ソロ活動の期間はおよそ29年になる。
B'zが「かっこいいロック」で攻めるのとは少し違う。ソロ作品は、一人の人間としての内面を掘り下げた、静かで深い音楽が多い。B'zが「外に向けた表現」なら、ソロは「内に向けた表現」に近い。
2024年6月に発売した6枚目のソロアルバム「只者(ただもの)」のタイトルが、それをよく表している。「只者」は「普通の人」を指す言葉だが、「只者ではない」という言い方で「並外れた存在」を表すこともある。61歳の今も第一線で歌い続ける人が「只者」とタイトルにつけた——気になるネーミングだ。
このアルバムの初週売上は76,000枚。2024年度の男性ソロアーティスト初週売上の最高を記録した。しかも、6作連続でオリコン週間アルバムチャートの1位を獲得している。
なぜ61歳でも第一線なの?
ここには3つの理由がある。
まず、声の力だ。稲葉浩志さんの声は60代になっても衰えていない。ライブに行ったことのある人が「信じられない」と口をそろえるほど、生声のパワーが強い。歌手として一番大事な「声」が、年齢に負けていない。
次に、積み重ね。B'zはほぼ毎年アルバムかライブを出し続けてきた。38年間ほとんど休まずに活動を続けた積み重ねが、幅広い年齢層のファンを生んでいる。
そして、変わり続けること。「ultra soul」みたいなアップテンポのロックから、近年はもっと内省的で深みのある音楽に変化している。クラスに一人はいる「毎年ちょっとずつ成長している人」みたいな感覚で、ファンが「また新しくなった」と感じられる。これが新しいファンが増え続ける理由でもある。
そして3つの理由すべての根っこには、2026年9月に始まる特別なツアーがある。
2026年9月、ツアーが始まる
今回のトレンド入りの直接的なきっかけがここにある。
2026年9月から2027年1月にかけて、ソロツアー「Koshi Inaba LIVE 2026-2027 ~enV~」が全国で開催される。全国ホール25会場と、2027年1月にアリーナ4会場というロングツアーだ。
「en(エン)」と冠したソロライブシリーズは今回で5回目。「V」はローマ数字の5を表している。このツアーはソロデビュー30周年(2027年1月)を迎えるための集大成だ。
チケット争奪戦はかなり激しく、SNSには「当落発表待ち」「会場決まった」という声が飛び交っている。ファンの期待感が、リアルタイム検索を動かした。
Q. 稲葉浩志さんって何歳?
1964年9月23日生まれ。2026年7月現在は61歳で、9月の誕生日を迎えると62歳になる。B'zのデビューは1988年で、その頃から38年間ずっと第一線にいる。
Q. B'zはなぜ日本最多の売上を誇るの?
1990年代にロック×ダンスミュージックを融合した独自のサウンドで爆発的に人気が出た。シングル50作連続1位という記録も持っている。ファンの年齢層が幅広いことも特徴で、親世代から今の10〜20代まで届いている。
Q. ソロとB'zはどう使い分けているの?
B'zは松本孝弘さんとの共同作業。ソロは自分一人で詞と曲の世界観を作り上げる場所とされている。B'zが「外に向けた表現」なら、ソロは「内に向けた表現」に近い、というのがファンの間での共通した感覚だ。
Q. 中学生でも聴けるの?
もちろん。「ultra soul」や「さまよえる蒼い弾丸」など、ノリのいい曲から入りやすい。ソロなら「遠くまで」が比較的聴きやすい。Apple MusicやSpotifyなどのサブスクで全曲聴ける。
Q. 「只者」というタイトルにはどんな意味があるの?
「只者(ただもの)」は「普通の人」を意味する言葉。「只者ではない」という否定形で「並外れた存在」を表すことが多い。デビューから30年近くたった61歳の稲葉浩志さんが「只者」とつけたのは、謙虚さや問い直しの姿勢が込められているとも読める。
Q. ツアーのチケットはどこで取れるの?
B'z公式サイト(bz-vermillion.com)から先行受付や一般販売の情報が確認できる。転売チケットは定価を大幅に超えることが多いので、公式経由の購入が基本だ。
30年の声が今日もトレンドを動かす
ソロデビュー30周年という節目を目前に、2026年の秋に向けて稲葉浩志さんへの注目が高まっている。
6作連続オリコン1位、全国29会場のロングツアー。それだけの記録を積み上げてきたのが、1997年に「一人で歌う」ことを選んだボーカリストだ。
B'zを知らない中学生にとっても、「この人、なんで今もこんなに注目されてるんだろう」という入口は十分にある。30年の音楽が気になったら、まず「ultra soul」か「只者」を1曲聴いてみてほしい。
なぜ流行っているのか?
稲葉浩志が2026年7月8日にYahoo!リアルタイムトレンドに入った背景には、9月開幕のソロツアー「Koshi Inaba LIVE 2026-2027 ~enV~」へのチケット争奪戦と開幕待機がある。ソロデビュー30周年(2027年1月)という明確な節目が注目を集め、「B'zを知らない若い世代が入り口を探す」動きと「往年のファンが思い出を語り合う」動きの両方がSNSを賑わせた。2024年アルバム「只者」で初週7.6万枚・6作連続1位を更新したことも、「ベテランが今もヒットを出せる」という驚きとシェアを生んでいる。
この記事の根拠
一次ソース 2件エビデンス 1件参考資料 2件
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稲葉浩志は1964年9月23日生まれで2026年7月現在61歳(Oricon / Wikipediaより)。B'zは1988年結成、日本最多の累計CD売上でギネス世界記録認定。ソロアルバム「只者」は2024年6月26日発売(Tower Records確認)、初週7.6万枚・2024年度男性ソロ最高初週売上(Musicman報道)、6作連続オリコン週間アルバム1位。ツアー「Koshi Inaba LIVE 2026-2027 ~enV~」は2026年9月開幕、2027年1月末のソロデビュー30周年まで継続、ホール25会場+アリーナ4会場(Tower Records / B'z公式確認)。